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coconoo doll

素敵な大人になりたいものだ。 九尾ドール 【coconoo doll】は、球体関節人形の制作日記です。あと、ガーデニング DIY エンタメも少し。

用務員さんのこと。「苦い想い出。」

エッセイ的なもの 想い出【厳選 笑】

里山の人形師  coconooです。

こんにちは。

 

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ブログを始めて、わたしのようにテーマも決めず

その日その日、思いついたことを書いていると、

楽しい想い出だけではなく、

辛い苦い想い出が

忘れていたのに、匂い立つように思い出すことがあります。

 

あれは、確か?わたしが小学四年生の頃。

学年全体で「学級新聞を作りましょう?」ということになりました。

 

どこからか記事や論文を、そのままコピペしてはダメ

(ダメ!ぜっったいダメ!)

自分で調べたり、取材したことを書く。

そのほかは自由で、先生の「校閲」も、なかったように思います…。

 

わたしは、相変わらず「学級委員長」で

皆も盛り上がり、張り切っていました。

 

www.coconoodollblog.net

 

 誰それは漫画がうまいから、四コマ漫画を。

男子の半分は体育祭の準備を、取材するスポーツ記者。

学級順位予想もしよう………!(笑)

お父さんに写真機借りてこよう!

わたしは、皆んなに役割を振りながら

やりたいことが……。

女子5人くらいの取材陣を組み

放課後、初めての用務員室へ。

アポなしでしたが、当時からおじいさんに見えた用務員さんに

「この小学校の、怪談を教えてください!

用務員さんは、幽霊見たことありますか?」

 

始めは面喰らって、ボソボソ話していた用務員さんも

わたしたちが「きゃーきゃー。」騒ぐものだから、

段々興が乗って来て、

「誰もいない音楽室から…。」

「廊下の先の方に、白い影が…。」

と…^ ^。

 

数日後、各教室の廊下の前には、模造紙2枚分の「壁新聞」が張り出されました。

わたしたちの組の新聞は、大人気!

他の学年の方もたくさん、見に来てくださいました。 

 

ところが、翌日、

特に人気だった、学校の怪談「用務員さんは語る」の記事の上に

彼の手書きの手紙が

記事を隠すように、糊で貼られていました。

 

「この記事には、わたしの勘違いや大袈裟な誇張がたくさんあります。

皆さんを怖がらせ、惑わせるようなことを、言ってしまいました。

申し訳ありません。この記事は、破棄させてください。

取材に来てくれた子供たち、とても楽しかったです。

ごめんなさい。                            用務員」

 

わたしたちは、何のことか?よくわからなくて、

「なんだぁ〜!?嘘なのか〜?」と

正直、がっかりしたものでした。

 

用務員さんが、学校を変わられたのは、その直ぐ後です。

 

それから、数年たって、

中学に上がった頃

何かの拍子に、その意味を、わたしは理解したのです。

 

自分の部屋のベットの上で、

じっとしていられなくて、

でも、何をしていいか?わからなくて

飛び跳ねていると

母親が「何をしているの?うるさい!」と、

子供部屋のドアを開けたのですが、

わたしが、黙って号泣しながら、飛び跳ねているので

何も言わなくなりました。

 

「大人になりたい。」

社会や世の中の成り立ちもわかって

自分のこと、周りのことも気遣えて

人を傷つけないように、なりたい。

 

初めてそう思いました。

未だに「素敵な大人」には、ほど遠いですね……。(笑)

 

用務員さんは教職ではありませんが、

当時は公務員であったはずです。

酷い目にあっていなければいいのですが…。

すでに、わたしにはわかりません。

 

大人であったなら

もっと、気が回れば、

もし記事にしてしまっても、手紙の意味がわかったら

職員室に怒鳴り込めたろうに…。

少なくとも、用務員さんからお話を聞けただろうに…。

 

時折思い出す

苦い思いしかない想い出です。

 

 

今日も、来てくださって、ありがとうございます。